貯金ができていないと、何かと不安で気分的にも安心できないですよね。
私も長い間、漠然とした焦りや後ろめたさをずっと抱えていました。
でも実は、少し「考え方」を変えたり、ちょっとした「コツ」を掴んだりすることで、貯金は案外うまくいくもの。
浪費家から一転し、一年間で100万円を貯めた私自身の経験に基づいて、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。
皆さんのお役に立てば幸いです。
少ない収入でお金を貯めるためのたった一つの心得
まずはじめに、節約において大切なマインドをお伝えしようと思います。
それは、「長い目で見る」ということ。
例えば1日に300円、コンビニで飲み物やお菓子を買う。
大した額ではありませんが、それを月々に換算してみてください。
なんと10,000円近くの大金になってしまいます。
逆もまた然り。月に1,000円の固定費が削減できれば、年間12,000円もの節約ができる計算になります。
節約においては、たった一回の買い物ではなく「習慣の力」を利用することが何よりも効果的なんです。
長い目で見て捉えるということを、ぜひ今日からでも少しずつ意識付けてみてください。
少ない収入でお金を貯める方法3選
1.固定費は大幅なコストダウンのチャンス
まずは無駄な支出のチェック
コスト削減を考える前に、まずは余計な固定費がかかっていないか確認してみましょう。
簡単な確認方法は、クレジットカードと銀行の利用明細を見ること。
数百円とわずかな金額であったとしても、「これなんのお金だっけ…」と思ったら要注意です。
私自身、本当にたくさんのお金を無駄にしてきました。
見もしないテレビの専用チャンネルや動画配信サービスの月額利用料、頼みもしない生協の宅配手数料、
さらには全く使っていないクレジットカードの年会費が引き落とされ驚愕したときもありました。
一つでも思い当たる節がある方は、すぐに解約しましょう。
面倒そうに思えるクレジットカードの解約ですら、自動音声の電話一本で簡単にできますよ。
意外と見落としがちなNHK料金
NHKの「地上契約」と「衛星契約」についてご存知でしょうか。
実は地上契約と衛星契約では、年間10,000円以上も受信料が違うんです。
もし違いを知らずになんとなく契約していた場合、今の契約自体が間違っている可能性がじゅうぶんにありますよ。
自分の正しい契約内容を確認する方法は、BS衛星放送に切り替えてみること。ただそれだけです。
BSチャンネルが映れば「衛星契約」、映らなければ「地上契約」が正しい契約になります。
ちなみに今私が住んでいるアパートは地上契約です。
引っ越す前に住んでいたマンションは衛星契約でしたが、引っ越したからといって勝手に契約内容が変更されるなんていうことはなく、自分自身で申告する必要がありました。
今でも違いを知らず間違った契約を続けているケースが多いと言いますので、ご自宅の正しい契約はどちらなのか一度確認してみましょう。
また、NHK受信料は支払いコースと支払い方法によっても安くできます。
2ヶ月単位で支払っている方は12ヶ月のまとめ支払いに、
振り込み用紙で支払っている方は口座振替かクレジットカード支払いに変更しましょう。
これだけで年間最大で9%のコスト削減が実現できます。
携帯は格安SIMへの乗り換えで大幅にコスト削減が可能
固定費削減においてぜひ導入したいのが、格安SIM、格安スマホの利用。
私自身、2年前にauから楽天モバイルへ移行し、月8,000円ほどの月額料金を2,000円にまで抑えることに成功しました。
削減できた総額は年間にすると約72,000円。
改めて考えてみるととても大きい金額ですね。
ここで、私が取り入れている工夫を一つお伝えします。
私は携帯料金をできるだけ安くするためにデータ容量を2GBとかなり抑えています。
その代わり、固定回線ではなくモバイルWi-Fiルーターを契約し、普段から持ち歩くことでスマホのデータ使用量を節約しています。
最初はWi-Fiの持ち歩きに慣れず家に忘れがちでしたが、習慣化できればこっちのもの。
ちょっとの工夫が大きな固定費削減につながることもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.先取り貯蓄で確実に貯めていく
最も効果的な貯金の方法が、「先取り貯金」です。
残ったお金を貯金するのではなく、貯金する金額を決めて先に取っておく考え方です。
お給料が入ったら、全てを同じ口座に入れっぱなしにせず貯金分だけ別の口座に移してしまいましょう。
また、ここで利用したいのが銀行のサービス。
私は少しでも金利をあげたくて貯金用口座にはイオン銀行を利用していますが、
お給料が入る口座からイオン銀行へ毎月一定額を振り込んでくれる「自動入金サービス」を利用している他、
目標に向けて確実に貯められる「積立式定期預金」を利用しています。
また、会社に環境が整っている場合は、お給料のうち一定額を別口座に振り込んでもらったり、財形貯蓄制度を利用したり、といった手も良いと思います。
こういったサービスや制度を活用しながら、うまく貯金を習慣化させていきましょう!
3.○○ペイは危険?カード払いと現金払いのバランスが大切
コンビニなどのちょっとした買い物で、スマホ決済を利用される方も多いと思います。
手間が掛からずポイントも貯まり良いことばかりに思えますが、便利だからこそ使い過ぎてしまう怖い一面も。
私自身、気付けば月に何万もコンビニで無駄な買い物をしていたことがありました。
よく考えてみると、スマホ決済によって、自分が買い物で支払った金額すらよく把握できていなかったのです。
そこで効果があったのが、思い切って現金支払いに変えてしまうこと。
原始的な方法ですが、スマホ決済で済ますよりも、自分が何にいくら使っているのかという意識が格段に変わり、実際にコンビニでの無駄遣いも減りました。
何事も最新を取り入れるのが良いということはありません。
必要に応じて現金支払いも取り入れていきましょう。
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